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AI_Prompt のバックアップ(No.3)


AI Prompt

AIとの対話をスムーズにする記法

AIに画像やコードを生成させる際、指示(プロンプト)の構造化は生成の精度を劇的に向上させます。LLM(大規模言語模型)や画像生成AIのフロントエンドは、単なる文章よりも属性(キー)と値(バリュー)の関係性が明確なテキストを好みます(CSSの書き方と同じです)。

文章でダラダラと書くと、AIは「どの修飾語がどの名詞にかかっているのか」を見失う(トークンのアテンションが分散する)ことがありますが、一般に「構造化記法」と呼ばれる書き方で、指示内容を構造化することで以下のメリットが生まれます。

構造化記法には、YAML記法、Markdown記法、JSON記法などがありますが、以下、一般論に加えて、代表的な YAML記法とMarkdown記法 、それぞれについて概説します。



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プロンプト構成の黄金律

どの記法を使うにしても、以下の4つの要素が整理されていると、AIは迷わず正確な出力を返します。

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YAML記法(画像生成・複雑な設定に最適)

YAMLは人間にとって最も読みやすく、かつAIにとってもネスト(階層構造)を理解しやすい記法です。特に画像生成AI(MidjourneyやStable Diffusionなど)への指示や、コード生成の前提条件定義で威力を発揮します。

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画像生成でのプロンプトの記載例

Target:
  Subject: A boy on a horse
  Action: Standing on a hill, looking at the sunrise

Visual_Style:
  Art_Style: Japanese anime style
  Lighting: Volumetric golden hour light
  Composition: Medium shot, low angle

Technical_Settings:
  Aspect_Ratio: 16:9
  Quality: High, 8k resolution




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Markdown記法(コード生成に最適)

Wikipediaの編集、GitHubリポジトリの ReadMeファイル等でも利用される汎用的な書き方です。命令、前提条件、出力フォーマットの区別が視覚的に明確になる点がその強みで、各種プログラミングにおけるコード生成に向いています。

#(見出し)や -(箇条書き)、```(コードブロック)を使うMarkdownは、コード生成AI(ChatGPT, Claude, Geminiなど)に対して最も自然で強力に機能します。AI自体がMarkdownのパース(解析)に極めて最適化されているためです。

いわゆる「要件定義書」を作るイメージでMarkdownを使うと、正確なコードが生成されます。特に「# 制約事項」などとして、制約条件や禁止事項などを明記すると、手戻りが減ります。

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コード生成でのプロンプトの記載例

サイトマップとワイヤーフレームをAIに読み込ませて、フォトギャラリーサイトのプロトタイプ(HTML/CSS/JSコードやUIデザイン)を出力させるためのプロンプトサンプルです。

# 指示
添付したサイトマップとワイヤーフレームを元に、
レスポンシブ対応のフォトギャラリーサイトのプロトタイプを
HTML / CSS / JavaScript のコードとして出力してください。
サイトは、シングルページ(index.htmlのみ)とします。

## 1. サイトの概要
* サイト種別: フォトギャラリーサイト
* 目的: ポートフォリオとしての作品展示および自己紹介
* デザインのテイスト: モダン、ダークモードベース

## 2. 入力素材(添付画像)の説明
1. サイトマップ: 全体構造とセクション間の遷移を示しています。
2. ワイヤーフレーム: ページのレイアウト構成を示しています。

## 3. プロトタイプ作成の条件
* 言語・技術: HTML, CSS, JavaScript
* レスポンシブ対応: PCとスマートフォンの2種類に対応
* ダミーデータ: 写真画像は無料素材リンクを差し込んでください。
* インタラクション: 画像クリックで拡大、Lightbox(CDN)機能の実装

## 4. 求める出力ファイル
1. index.html: ページの構造 
2. style.css: スタイリング・レスポンシブ設計
3. script.js: 動的な挙動・モーダル等


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実際に用いた添付ファイルと完成サイト

上記のプロンプトを Gemini に依頼しました(2026.07)。以下、実際に使った添付ファイルと、生成されたサイト(.zip)です。

SiteMap.png
WireFrame.png
SiteMap.pngWireFrame.png
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AIにスケッチの意図を正確に読み取らせるには

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重要な前提

AIは技術的な用語を定義どおりに解釈して、出力につなげます。したがって、あなた自身が、その技術に関する正しい基礎知識を持っていないと、正しい出力は得られません。「下請け」に指示を出せるだけの経験があれば、あなたの作業は大幅に効率が上がりますが、そうでない場合は、生成されるコードは混乱を極め、修正作業は泥沼化します。

実際のプログラミングの仕事では、小さなバグも許されません。あなたにそのバグを取るだけの知識があるか、あるいは、AIにその修正をさせるだけの指示能力があるか、自身の力量をわきまえて利用する必要があります。

便利なテクノロジーは、その利便性を上回るリスクを抱えています。AIの利用は、あなたの理解が及ぶ範囲で、また、あなたが責任を取れる範囲で・・というのが賢明です。