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陳芸哲/ユーザー調査と課題分析 の履歴(No.4)


ユーザー調査と課題分析


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1、ターゲットユーザー調査

(26.4.28)

爬虫類、両生類、亀類などの特殊なペットを飼育している人が、日常管理の中でどのような悩みや不便を感じているかを明らかにするため、本研究ではターゲットユーザーを対象にアンケート調査と半構造化インタビューを行う。

調査では、ユーザー行動、情報収集、環境管理、健康管理、交流機能など多くの面から分析し、今後のUI・UXデザインに活かすことを目的とする。

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1.1 調査目的

本調査の目的は、以下の通りである。

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1.2 調査対象

本研究の調査対象は、現在飼育している人、これから飼育したい人、またはこの分野に興味がある人とする。

対象となる動物は、爬虫類、両生類、亀類を中心とし、魚類も一部対象とする。

地域は中国と日本を中心とし、年齢は16歳から40歳までを主な対象とする。

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1.3 アンケート調査設計

アンケートはオンラインで配布し、有効回答数は数十件を予定している。

質問内容は、主に以下の5つに分ける。

(1)基本情報

(2)日常管理の現状

(3)困っていること

最も困っていることは何か(複数回答可)

(4)必要な機能

以下の機能の重要度を1~5点で評価してもらう。

(5)利用意向

爬虫類向けの専用アプリがあれば、使ってみたいかどうかを質問する。

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1.4 インタビュー調査設計

アンケート調査の後、数名の代表的なユーザーを選び、半構造化インタビューを行う。時間は1人あたり20分から30分程度で、オンラインで実施する。

主な質問内容は以下の通りである。

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1.5 調査結果の整理方法

アンケート結果は、人数の割合、よくある問題、必要機能の順位などを簡単に整理する。

インタビュー内容は、多く出た意見や考えをまとめ、ユーザーが特に重視している点を整理する。

最後に、調査結果をもとに代表的なユーザー像を作り、どのような場面でアプリを使うかを考え、今後のUI設計の参考にする。

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1.6 期待される成果

今回の調査によって、以下の内容を明らかにしたい。

これらの結果は、今後の情報設計、機能計画、画面デザインの改善に活用する。







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2.調査概要

(26.5.12)
調査時期:2026年5月
回答数量:68件
調査対象:中国、日本地域において、爬虫類・両生類・亀類および関連ペットの飼育経験がある、または興味を持っているユーザーを対象とした。

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1.基本情報

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2.飼育経験

期間人数
1年以内18
1-3年25
3年以上14
飼育希望11

初心者ユーザーの割合が比較的高い結果となった。

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3.日常管理状況

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4.飼育時の悩み(複数回答可)

内容回答数
温度・湿度管理が難しい46
病気の判断が難しい52
情報が分散している41
同じ趣味の人と交流しにくい31
病院を探しにくい39
給餌・掃除を忘れる24

「病気の判断が難しい」が最も多い問題となった。

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5.APP機能への需要(5点満点)

機能平均点
健康記録機能4.7
温湿度のリアルタイム表示4.8
異常通知機能4.9
飼育知識データベース4.6
コミュニティ機能4.0
病院検索機能4.5
カメラ遠隔確認機能4.3

ユーザーは「異常通知機能」と「温湿度モニタリング機能」を特に重視していることが分かった。

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6.利用意向

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7.インタビュー結果

本調査では、8名のユーザーにオンラインインタビューを実施した。
主な意見:

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8.初期結論

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3. 爬虫類専門店経営者へのインタビュー調査


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3.1 調査目的

ユーザー調査だけでは把握しにくい、実際の飼育現場や販売現場での課題を明らかにするため、爬虫類専門店の経営者を対象にインタビュー調査を行った。

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3.2 調査対象・方法

調査対象は、中国・海南省海口市にある「阿泽的爬宠乐园(国貿店)」の店長1名とした。

インタビューでは、新規飼育者の特徴、日常の飼育に関する相談、健康管理、温湿度管理、情報収集方法、スマート機器やペット管理アプリへの意見などについて質問した。

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3.3 インタビュー内容

調査対象: 中国・海南省海口市「阿泽的爬宠乐园(国貿店)」店長1名
調査方法: インタビュー調査
調査時期:2026年8月19日
インタビュアー: 陳芸哲

陳:こんにちは。現在、爬虫類・両生類の飼育管理アプリについて研究しています。まず、爬虫類・両生類の専門店を経営されて、どのくらいになりますか。
店長:だいたい5、6年になります。最初は自分が爬虫類・両生類が好きだったことがきっかけで、その後、少しずつ販売や飼育に関するサービスも始めました。
陳:現在、お店では主にどのような種類の爬虫類・両生類を扱っていますか。
店長:多いのは、ヤモリ、フトアゴヒゲトカゲ、リクガメ、それから一部のヘビです。海南は気候が暖かいので、爬虫類を飼っている人は実際にけっこう多いです。
陳:お店に来るお客さんは、経験のある飼育者と初心者では、どちらが多いですか。
店長:初心者もかなり多いです。特に初めてヤモリやリクガメを飼う人は、基本的なことについてよく質問します。

陳:では、ご経験から見て、初心者が最も困りやすいことは何ですか。
店長:一番多いのは、やはり温度と湿度の管理です。
陳:具体的には、どのようなことでしょうか。
店長:例えば、温度を管理する必要があることは知っていても、何度に保てばいいのか分からなかったり、昼と夜で同じ温度にするのか分からなかったりします。加温器具を買っても、設定方法が分からない人もいます。
陳:温度や湿度以外に、よくある問題はありますか。
店長:餌についての質問も多いです。どのくらいの量を与えればいいのか、どのくらいの頻度で餌を与えればいいのか分からない人もいます。それから、シェルター、水入れ、床材など、飼育環境をどのように配置すればいいのかという相談もあります。

陳:以前行ったアンケート調査では、「ペットが病気かどうかを判断することが難しい」と感じている飼育者が多いことが分かりました。実際のお店でも、このような相談はよくありますか。
店長:多いです。例えば、お客さんがヤモリが餌を食べなくなったことに気づいて、すぐに病気なのかと聞いてくることがあります。
陳:その場合、普段どのように判断していますか。
店長:まず、最近の温度や湿度、何を食べたか、排泄があるか、脱皮の状態などを確認します。実際には病気ではなく、飼育環境や飼育方法が原因の場合もあります。
陳:では、アプリでこうした情報を記録できるようにすると、役に立つと思いますか。
店長:もちろん役に立つと思います。毎日記録していれば、問題が起きたときに原因を見つけやすくなると思います。

陳:現在、お客さんは主にどのような方法で爬虫類・両生類の飼育知識を調べていますか。
店長:主に小紅書(REDNOTE)、抖音(TIKTOK)、百度贴吧、それからいくつかのWeChatグループなどです。
陳:それらの情報は信頼できると思いますか。
店長:必ずしもそうとは言えません。自分で一匹飼って、その経験だけをもとに他の人に教えている人もいます。でも、種類によって必要な飼育環境は違います。
陳:では、現在一番大きな問題は何だと思いますか。
店長:情報が分散していることと、初心者が誰の情報を信じればいいのか分からないことです。例えば、同じ質問でも、インターネット上ではいくつか違う答えが出てくることがあります。

陳:もし爬虫類・両生類の飼育者専用のアプリがあった場合、どのような機能が一番必要だと思いますか。
店長:まずは、基本的な飼育知識だと思います。
陳:例えば、どのような情報ですか。
店長:種類ごとに必要な温度や湿度、餌の種類、餌を与える頻度、それからよくある病気などです。
陳:では、温度や湿度を自動的に記録する機能を追加したらどうでしょうか。
店長:それもいいと思います。特に初心者は、温度や湿度を確認するのを忘れることがよくあります。
陳:もし温度や湿度が設定した範囲を超えた場合に、アプリが自動的に通知してくれる機能があったらどうですか。
店長:かなり実用的だと思います。外出しているときなどは、飼育ケース内の温度が異常になっていても気づかないことがあります。そのような場合に通知があれば便利だと思います。

陳:では、カメラを追加して、スマートフォンから飼育ケースの中の様子を確認できるようにするのはどうでしょうか。
店長:これもかなり実用的だと思います。
陳:なぜそう思いますか。
店長:例えば、仕事中や旅行中でも、ペットが普段どおりに動いているか、水入れが倒れていないか、その他に異常がないかなどを確認できます。
陳:ずっと録画するほうがいいと思いますか。それとも、リアルタイムで確認できれば十分だと思いますか。
店長:リアルタイムで確認できれば十分だと思います。ただ、異常があったときの映像を保存できれば、さらに良いと思います。

陳:現在、私も小型の飼育ケースを制作し、温湿度センサーやカメラを取り付けて、アプリと連携させることを計画しています。このような方向性には実用的な意味があると思いますか。
店長:ある程度は意味があると思います。ただし、価格が高くなりすぎないことが重要です。
陳:なぜですか。
店長:爬虫類を飼う人は増えていますが、多くの人は価格も重視しています。機器が高すぎると、一般の飼育者は購入しない可能性があります。
陳:では、どの機能を優先して実現するべきだと思いますか。
店長:温度と湿度のモニタリングが基本だと思います。カメラはその次の機能として考えていいと思います。

陳:初めて爬虫類・両生類を飼う人に3つアドバイスをするとしたら、何を伝えますか。
店長:一つ目は、自分が飼う種類について、先にしっかり調べることです。買ってから勉強を始めるのではなく、事前に知識を身につけたほうがいいです。
二つ目は、飼育環境を事前に準備しておくことです。特に温度と湿度は重要です。
三つ目は、インターネット上の一人の意見だけを信じず、できるだけ複数の信頼できる情報源を確認することです。
陳:つまり、「購入する前に勉強すること」も非常に重要だということですね。
店長:そうです。実際、多くの問題は、購入前に十分な準備をしていなかったことが原因だと思います。

陳:もし将来、このような爬虫類・両生類の飼育管理アプリが実際にできたとしたら、現在の飼育におけるどのような問題を一番解決してほしいですか。
店長:やはり、情報を分かりやすく整理することだと思います。
陳:例えば、どのような形ですか。
店長:例えば、ヤモリを飼っている場合、アプリを開けば、その種類に必要な温度や湿度、餌、餌を与えるタイミング、注意すべき症状などをすぐに確認できるようにしてほしいです。できれば、それらの情報が一つの場所にまとまっていて、自分でいろいろなサイトを検索する必要がないようになっているといいと思います。
陳:分かりました。本日はインタビューにご協力いただき、ありがとうございました。
店長:こちらこそ。今回の研究を通して、本当に実用的なものが完成するといいですね。


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3.4 インタビュー結果の整理

項目インタビューから分かったことUIへの反映
初心者基本的な質問が多い初心者ガイド
温湿度管理について相談が多いリアルタイム表示
健康病気と環境原因の判断が難しい健康記録・症状情報
情報信頼できる情報を選びにくい飼育情報の整理・提供
外出ペットの状態を確認したいカメラ機能
異常異常時に気づけない通知機能


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3.5 ユーザー調査との比較

アンケート調査では、「病気の判断が難しい」が52人、「温度・湿度管理が難しい」が46人、「情報が分散している」が41人であった。特に、病気や健康状態の判断、温度・湿度の管理、情報の探しにくさが、飼育者の主な悩みとなっていることが分かった。

また、8名のユーザーインタビューでも、ペットの体調が悪くなった時に病気かどうか判断しにくいことや、インターネット上に情報が多く、どの情報を参考にすればよいか分からないという意見があった。温度・湿度についても、自動で確認できる機能があれば便利だという意見があった。

今回の専門店経営者へのインタビューでは、初心者の顧客から、温度・湿度、餌の量や頻度、飼育環境についての質問が多いことが分かった。また、ペットが餌を食べなくなった時に、病気なのか、温度や湿度などの飼育環境が原因なのか分からないという相談もあることが分かった。

情報については、専門店経営者からも、インターネット上にはさまざまな飼育方法があり、初心者はどの情報を信じればよいか分からない場合があるという意見があった。

このように、アンケート調査、ユーザーインタビュー、専門店経営者へのインタビューを比較すると、温度・湿度管理、健康状態の判断、飼育情報の探しにくさについて、共通した問題が見られた。

今回の調査結果から、今後のUI/UX設計では、初心者でも必要な情報を分かりやすく確認できることを重視する。

まず、ペットの種類ごとに、必要な温度・湿度、餌、飼育環境、健康状態などの情報を整理する。ユーザーがいろいろなサイトを検索しなくても、必要な情報をすぐに確認できるような画面構成を考える。

また、アンケート調査で評価が高かった温度・湿度のリアルタイム表示や異常通知、健康記録などの機能を取り入れる。特に、温度や湿度に異常があった場合に、ユーザーがすぐに気づけるような表示や通知方法を検討する。

さらに、専門店経営者へのインタビューで意見があったカメラ機能についても、外出中にペットの様子を確認できる機能として検討する。今後は、温湿度センサーやカメラなどの機器とアプリを連携させる方法についても考えていく。

これらの内容をもとに、次の段階では必要な機能を整理し、情報構造、ユーザーフロー、ワイヤーフレームの設計を行う。